Web業界のはしくれのものになるために、ページを見る目を養うwebサイトレビュー。
第3回目は東京都庭園美術館のホームページ。
現在開催中の展覧会のイメージをトップに据え、サイトそのものはごくシンプルに作られていた。
美術館という特性上じっくり見せたいコンテンツ(作品など)が多く、そのような場所にモーダルウィンドウを使うのだという気づきになった。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/
東京都庭園美術館は、1933年に建設されたアール・デコ様式の旧朝香宮邸とその空間をいかした展覧会、緑豊かな庭園を楽しめる美術館です。
配色
ベース:#ffffff
テキスト:#333333
フォント
“ヒラギノ角ゴ Pro W3”
“Hiragino Kaku Gothic Pro”
“メイリオ”,
Meiryo
Osaka
“MS Pゴシック”
“MS PGothic”
sans-serif
ファーストビュー
現在開催中の展覧会のメインビジュアルが据えられている(執筆当時は「旅と想像 / 創造展」)。
アクセスした瞬間に開催中の展覧会がわかり非常に便利。
このファーストビューはパララックス効果で作られており、スクロールしていくと下からコンテンツがかぶさっていく。
加えて美術館を訪れる客に絶対にみておいて欲しいのであろう、「ご来館にあたって」のボタンがあり、感染症対策関連のページへ飛ぶようになっている。
個人的には事前予約が必要なのかどうか知りたいとき、大体感染症対策のページを見るのでファーストビューにおいてあるのはありがたいと思った。
導線
ヘッダーナビゲーション、「チケットの購入・日時指定」ボタン、フッターナビゲーション。
ヘッダーナビゲーション:スクロールすると出現する。ドロップダウン式のメニュー。
チケットの購入・日時指定ボタン;トップページと「開催中の展覧会」のページのみに出現する。
トップページのコンテンツ
NEWS、PROGRAM、iframeによる公式twitter埋め込み、カレンダー、来館者向けのコンテンツ。
「開催中の展覧会」ページのコンテンツ
「展覧会概要」「本展の見どころ」「チケット情報」「関連プログラム」「ギャラリートーク」「出品作家」のコンテンツがページ内リンクでみられるようになっている。
出品作品は、jqueryプラグインlightboxを用いたモーダルウィンドウで拡大してみることができる。
出品作家はタブを切り替えてみることができる。
bxsliderが使われており、出品作家の名前リストにclass=”bx-pager”をつけてタブっぽくカスタムしているようだ(これ今度から使いたい)。
タブ(っぽく見えるページャー)がアクティブになるとclass=”active”が付いて、border-bottomの色がなくなる。

「開催中の展覧会」ページより、出品作家のエリア。
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