梢のあみめ。それはWEBの世界のはしくれのものであるために、WEBサイトのレビューを日々綴るブログです。

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No.009 EXPOCITY-エキスポシティ-

Web業界のはしくれのものになるために、ページを見る目を養うwebサイトレビュー。

第8回目は大阪府吹田市の万博公園にある大型複合施設「EXPOCITY」のホームページ。

前回投稿した「NIFREL -ニフレル」はこのEXPOCITYの中にある施設です。流れからそのまま持ってきました(笑)。

普段ダウナー系のものが好きでそればっかり見ていて、自分の感性にはない賑やかなサイトだなと思ったのでレビューすることにしました。

 

https://www.expocity-mf.com/expo/

 

エキスポシティは、さまざまなエンターテインメントが楽しめる日本最大級の大型複合施設です。見て、触れて、感じて、遊んで、学んで…心がよろこぶ出会いや体験が待っています。

 

 

ターゲット

大阪に旅行しようとしているファミリー層、カップル。

 

配色

ノイズのかかったベージュがベース。工作紙みたい。
メインはロゴやファーストビュー、フッターにも使われている赤。
あとはセクションごとにテーマカラーがあります。

ベース:#e8e8e8

メイン:#c1332c

アクセント:#ea5939, #2a73c8, #489636, #eb6fa4
オレンジ、青、緑(黄み)、ピンク

テキスト:#000000

 

 

フォント

英数字がサンセリフ体、本文が丸ゴシック。

英数字:Legend Giga(あまりシュッとしてない、親しみの持てる書体だなと思った)

本文:Zen Maru Gothic, sans-serif

 

レイアウト

PCファーストで記述されています。
レジャー施設なので、大阪旅行の計画を練っている時にPCで見ることを想定しているのだろうか。
ブレイクポイント:768px

line-height: 1.6~1.7くらい

内部コンテンツ幅: 最大1000px
セクション間空き:12~17rem(≒120px)

 

 

ファーストビュー

No.009 EXPOCITY

No.009 EXPOCITY

写真やオブジェクトがポコポコと下から出てきます。

色とりどりのオブジェクトはGIFアニメでスライドしたり、回転したり、左右に揺れてアピールしてきたり、とにかく賑やかな印象。

写真の形のモチーフが扉なのか窓なのかはわかりませんが、あっちこっち楽しそうなところを覗いてる印象です。

 

 

導線

トップページをスクロールすると、下層コンテンツへのリンクが現れます。

ハンバーガーメニューと、駐車場混雑状況のページに飛べるボタンが追従。

 

コンテンツ

トップページより、施設紹介。

トップページより、施設紹介。

イラストが使われていて親しみやすい印象。
あと「気になる施設をクリック」みたいなちょっとした文章って大事だなって思った。

 

「施設紹介」より、「気になる施設をクリック」してみたところ。モーダルウィンドウで施設の詳細が表示される。

「施設紹介」より、「気になる施設をクリック」してみたところ。
モーダルウィンドウで施設の詳細が表示される。

イラスト中の吹き出しをクリックすると、モーダルウィンドウで施設の詳細を見ることができます。

 

 

「EXPOCITYの楽しみ方」より。

「EXPOCITYの楽しみ方」より。

写真だと伝わらないですが、ここのイラストの上にマウスホバーするとワイワイしている風に動きます(a:hover時にkeyframeアニメーション指定)。

こういうちょっとしたアニメーションでも楽しげな雰囲気や、親しみやすさって伝わるものなのですね。

梢のあみめ | Webサイト100選

No.008 NIFREL -ニフレル

Web業界のはしくれのものになるために、ページを見る目を養うwebサイトレビュー。

第8回目は大阪府吹田市の万博公園の中にある体験型展示施設「ニフレル」のホームページ。

開放感があって透明感のあるグラデーションが綺麗だと感じたサイトでした。

 

https://www.nifrel.jp/

 

大阪の万博公園で会える「生きているミュージアム ニフレル」。

 

 

配色

白ベースに、水族館ぽい水色がメイン。
光のイメージ(?)である黄色と、陸のものもいるので(?)緑色がアクセントカラーになっています。
全部青みよりの色なので、親しみやすさがありつつも涼しげな光に溢れる印象です。

ベース:#ffffff

メイン:#0a9929(背景には不透明度を下げて使用), #2ac7ee

アクセント:#e8f049(黄色), #49c89a(明るい青緑)

テキスト:#000000

 

 

フォント

本文はゴシック体です。

游ゴシック体”, YuGothic, “游ゴシック Medium”, “Yu Gothic Medium”, “游ゴシック”, “Yu Gothic”,
“ヒラギノ角ゴ Pro W3”, “Hiragino Kaku Gothic Pro”, “ヒラギノ角ゴ Pro”,
“メイリオ”, “Meiryo”
sans-serif

英字には以下のフォントが使われています(全てimg配置):
メインビジュアル Freestyle Script Regular(ラフな雰囲気のスクリプト)
セクションタイトル Noyh Bold(サンセリフ)

 

レイアウト

PCファーストで記述されています。
ブレイクポイント:768px

line-height
body;1.5
@media screen and (max-width:768px)限定で4.6vw指定されている箇所があるんだけれど、この意図がまだ私にはわからない(未熟)

 

内部コンテンツ幅: 1180px
セクション間空き:100px

 

 

ファーストビュー

No.008 NIFREL -ニフレル

No.008 NIFREL -ニフレル

Swiperによるフェードスライドショーでメインビジュアルが表示されます。
そのときピックアップされている動物の紹介や、キャンペーンのビジュアルが流れます。

“Meets! NIFREL”の文字がおしゃれ。

菱形のオブジェクトに、営業時間とチケットの待ち時間が表示されます。
あるあるだけど、どうやって表示しているんだろうか。
館内の窓が全て菱形であるらしく、それを取り入れた形状だと思われます。この形はいろんなところでモチーフとして使われています。

 

導線

PCサイズの場合
左上にNIFRELロゴ(トップページリンク)が追従
右上にハンバーガーメニュー、サイト内検索、SNSリンク、言語選択が一緒になったものが追従。
ハンバーガーメニュー内はアコーディオンパネルで下層ページが折り畳まれている。
フォトウェディングの案内バナーとオンラインショップのバナー、SNSリンクもある。

SPサイズの場合
ファーストビューではヘッダーバーとして各種ナビゲーションがある。
少しスクロールするとフッターバーとして出現して各種ナビゲーションが追従する。

 

あとフッターナビゲーションもある。

コンテンツ

トップページより、「CURATOR'S BLOG」セクション。カードをずらして表示している

トップページより、「CURATOR’S BLOG」セクション。
カードをずらして表示している

コンテンツ背景はbackground-imageで配置しています。

いろんな色を使っていますが、このサイトのテーマであるグラデーションに落とし込まれていたり、不透明度を下げてあったりするので煩くありません。
グラシンペーパーを重ねたみたいな表現(適切な言葉がわからない)。

このアイテムがずれている感じと、背景のボックスがずれている感じ、いいなあと思います。
flex-wrapをかけて、nth-child(3)番目のアイテムにmargin-leftを設定してあるだけでした。コードとしてはお手軽だけどおしゃれ。

 

 

 

その他下層コンテンツ

各コンテンツにトップページが用意してあって、より詳しい下層コンテンツページへと誘導される形式です。
トップページを経由せずにハンバーガーメニューから直接飛ぶこともできるようです。
結構使いやすい。

 

「いきもの図鑑」のページより。

「いきもの図鑑」のページより。

例えばここに表示してある「いきもの図鑑」のページは、ハンバーガーメニューから「いきもの図鑑」で直接飛ぶこともできますし、「館内のご案内TOP」から「コンセプトと各ゾーンの紹介」を見て、「みずべにふれる」ゾーンの紹介ページからたどり着くこともできます。

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No.003 東京都庭園美術館

Web業界のはしくれのものになるために、ページを見る目を養うwebサイトレビュー。

第3回目は東京都庭園美術館のホームページ。

現在開催中の展覧会のイメージをトップに据え、サイトそのものはごくシンプルに作られていた。
美術館という特性上じっくり見せたいコンテンツ(作品など)が多く、そのような場所にモーダルウィンドウを使うのだという気づきになった。

 

https://www.teien-art-museum.ne.jp/

東京都庭園美術館は、1933年に建設されたアール・デコ様式の旧朝香宮邸とその空間をいかした展覧会、緑豊かな庭園を楽しめる美術館です。

 

配色

ベース:#ffffff

テキスト:#333333

 

フォント

“ヒラギノ角ゴ Pro W3”
“Hiragino Kaku Gothic Pro”
“メイリオ”,
Meiryo
Osaka
“MS Pゴシック”
“MS PGothic”
sans-serif

 

 

ファーストビュー

現在開催中の展覧会のメインビジュアルが据えられている(執筆当時は「旅と想像 / 創造展」)。
アクセスした瞬間に開催中の展覧会がわかり非常に便利。
このファーストビューはパララックス効果で作られており、スクロールしていくと下からコンテンツがかぶさっていく。

加えて美術館を訪れる客に絶対にみておいて欲しいのであろう、「ご来館にあたって」のボタンがあり、感染症対策関連のページへ飛ぶようになっている。
個人的には事前予約が必要なのかどうか知りたいとき、大体感染症対策のページを見るのでファーストビューにおいてあるのはありがたいと思った。

 

導線

ヘッダーナビゲーション、「チケットの購入・日時指定」ボタン、フッターナビゲーション。

ヘッダーナビゲーション:スクロールすると出現する。ドロップダウン式のメニュー。

チケットの購入・日時指定ボタン;トップページと「開催中の展覧会」のページのみに出現する。

 

トップページのコンテンツ

NEWS、PROGRAM、iframeによる公式twitter埋め込み、カレンダー、来館者向けのコンテンツ。

 

 

「開催中の展覧会」ページのコンテンツ

「展覧会概要」「本展の見どころ」「チケット情報」「関連プログラム」「ギャラリートーク」「出品作家」のコンテンツがページ内リンクでみられるようになっている。

出品作品は、jqueryプラグインlightboxを用いたモーダルウィンドウで拡大してみることができる。

 

出品作家はタブを切り替えてみることができる。
bxsliderが使われており、出品作家の名前リストにclass=”bx-pager”をつけてタブっぽくカスタムしているようだ(これ今度から使いたい)。
タブ(っぽく見えるページャー)がアクティブになるとclass=”active”が付いて、border-bottomの色がなくなる。

「開催中の展覧会」ページより、出品作家のエリア。

「開催中の展覧会」ページより、出品作家のエリア。

 

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